2020.07.03
太陽光
太陽光パネルの最新事情は?設置やメンテナンス、費用について最低限知っておくべきことを解説
こんにちは、ELJソーラーコーポレーション名古屋本社の益子です。
太陽光発電の購入を検討し始めた時、自宅の屋根に太陽光パネルが何枚設置できて、その費用がいくらかかるのかは、当然気になると思います。そこで今回は、 太陽光発電システムの設置にかかる費用の目安 についてお伝えしましょう。
1.4kW分のパネルで、年間で使用する電力が自給できる
屋根の面積が大きいほど、太陽光パネルはたくさん設置できます。パネルの枚数が増えれば発電量も多くなりますが、同時に設置費用もアップしますね。
一般家庭での太陽光パネルの設置容量は、だいたい3〜4.5kW。4kWの場合、最大出力200Wのパネルが20枚、同じく250Wのパネルなら16枚設置できる計算です。4kW分のパネルを設置すれば、年間の昼間に使う分の電気は、だいたい自給できます。
仮に、約4kW分以上のパネルを設置すれば、より多くの電気を発電できますから、売電に回す分が増え、売電収益も上がります。しかし、設置枚数が増える、もしくは最大出力の大きなパネルを選ぶことになるので、 設置費用も上がってしまう んです。
家族の人数に応じた設置容量の目安
- 1〜3人家族/3kW
- 3〜4人家族/4kW
- 5人以上や二世帯家庭/5〜9kW
例えば、ペットや熱帯魚と暮らしていると、室内を常に快適状態に保たないといけないことから、使用する電力が多くなるので、3〜4人家族の場合でも4kW以上の設置容量を検討してもよいでしょう。
2.太陽光パネルは、最大25年のメーカー保証付き
続いて、太陽光発電システム導入後の費用ですが、太陽光パネルは、メーカー保証が最大25年も付いているので、何か起きても保証の適用が可能です。
唯一、パワーコンディショナーを交換する場合に費用がかかります。パワーコンディショナーとは、電流変換機器のこと。実は発電した電気は直流のため、そのまま家庭では使えません。そこで、交流に変換するパワーコンディショナーが必要になります。
家電製品は何年かに一度交換しますが、パワーコンディショナーも同様。 交換の目安は、15~20年に一度 です。
3.太陽光パネル+家庭用蓄電池が今のスタンダード
ぜひ知っておいてもらいたいのですが、現在は 太陽光発電システムと合わせて家庭用蓄電池をセットで設置する家庭 がかなり増えています。
>>太陽光発電と蓄電池の組み合わせがおすすめな理由。電気代、売電、停電時にどれだけメリットがあるの?
家庭用蓄電池は、文字どおり電気を蓄える機能を持っています。太陽光で発電した電気を生活の中で使いながら、家庭用蓄電池にも貯めれば、日没後の時間帯でも自給した電気を使えますし、何より 災害が起きて停電した時にも有効活用 できます。特に近年は “もしもの時の備え”として、家庭用蓄電池に注目が集まっているのです。
太陽光パネル同様、多くのメーカーがあり、スペックも異なります。家庭用蓄電池のメリットなどは、またの機会にご紹介したいと思いますが、ひと言申し上げておくならば、今、太陽光発電システムを検討しているなら、家庭用蓄電池もマストです。
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